避暑地・軽井沢も連日、真夏日が続いています。
標高1000m前後に位置するため(山の中腹にいるような感じ)、昼間は紫外線が強くて日向は蒸し暑いです。
例年、8月のお盆を過ぎれば暑さがひと段落するのですが、今年はどうなのでしょうか。。。
さて、8月もベルリネッタではワークショップイベントを開催します!
皆さま、ナンタケットバスケットをご存知でしょうか。
ここ数年で「ナンタケットバスケット」という言葉を耳にする機会が増えてきているように感じられますが、
まだご存じではない方のために少しお話させてください。
ナンタケットバスケットとは、アメリカ東海岸。ボストン郊外に浮かぶ小さな島、ナンタケット島が発祥の籐で編まれた伝統工芸品です。
この島はセレブの避暑地として世界では認識されていますが、その昔は捕鯨産業の街として栄えました。
歴史的町並みを残すための努力が行われ、石畳の道路に看板や信号はなく、昔の雰囲気をそのまま残し、島全体が国立歴史地区に
指定されています。
伝統工芸品のバスケットは、エリザベス女王に献上されたことやホワイトハウスのクリスマスツリーの飾りに使われたこともあり、
ナンタケット島を代表する美しい芸術品と言われています。
もともと捕鯨で栄えた島であり、鯨油を入れる樽作りの技術がそのままバスケット作りに引き継がれていきました。
小さいものは直径3㎝から赤ちゃんのゆりかごくらい大きなバスケットまで、形や大きさなど様々な種類のバスケットがあります。
昔から基本は完全オーダー製。それぞれのスタイルに合わせたバスケットを作ってもらい、世界にたった一つのバスケットが出来上がるのです。
蓋つきバスケットの上部には、鯨を含む動物の骨や貝の細工物、象牙やマンモスの牙など、高価な素材が装飾用に使われています。
そしてバスケットの底板の裏には、いつ誰によって作られたものかを証明する制作者のサインと制作年が彫られているのが
正当派のナンタケットバスケットとなっています。
そんな伝統あるバスケットの魅力にはまり、現地でバスケットの技術を学んだ日本人の先生方がナンタケットバスケットの存在を
全国へ伝え、日本でも技術を教わることができます。
お出かけ用のバッグはもちろん、生活に寄り添った小物入れもご自身で作ることができます。
日が経つにつれ、飴色になったバスケットは愛着が沸き、壊れてもまた繕えば一生ものになります。
そんな魅力が詰まったナンタケットバスケットをさらに身近に感じてもらえるように、8月3日(金)~8月5日(日)の3日間、
ナンタケットバスケットの展示販売会期間中、ワークショップの開催が決定しました!!
期間中はバスケットをお手にとってご覧いただけるほか、軽井沢のナンタケットバスケット教室 C-Studioワンの和久井先生方による
制作実演も行います。実際にバスケットを作っている姿はなかなかお目にかかれません!
そしてワークショップではバングルをお作りいただけます!
夏はもちろん、冬でもセーターの上からつけていただいても本当に可愛らしくて自慢のアクセサリーになります♡
上の写真、エンドキャップが貝の形をしているのですが、遊び心あるワンポイントかわいいです!♡
バングルデザインも多数あり、編み方ひとつで雰囲気が変わります。
世界に一つだけの上品なアクセサリーを作ってみませんか??
◆バングルワークショップ◆
日時:8月3日(金)・4日(土)・5日(日) 11:00~13:00/14:00~16:00
*ただし8月3日(金)は11:00~13:00のみ開催
参加費:レッスン料4,000円 + 材料費6,447円~(選ぶ素材によって変わります)
*各回限定3名
HP(こちら)または電話にて当店までご予約をお願い致します。